カワセくんの経済教室コラム

住宅・不動産営業の現場では、お客様へのちょっとした一言が営業マンへの信頼を
絶大なものにし、成約率の飛躍的なアップにつながります。
お客様との会話の切り口にぜひお役立てください!

資産価値の高い家づくり22の知識

 

こんにちは!川瀬です。

この度、私、家づくりに関する本を出版いたしました。

 

『資産価値の高い家づくり22の知識』(幻冬舎)
川瀬太志・柿内和徳 共著

「どうせ家を建てるなら資産価値の高い家をつくっていただきたい」というのが本のテーマです。
今回は少しだけその紹介をさせていただきます。

『資産価値の高い家づくり22の知識』(幻冬舎)より
 ~家は資産か?耐久消費財か?~


■家は資産か?耐久消費財か?

私たちにとって家とは何でしょう?
「日々の暮らしの基盤」
「家族が集い、憩い、育つ場所」
「大切な家族の生命・財産を守るための場所」
などなどいろんな捉え方があると思います。ただ、一般的に「家とは?」と問われたら主に家の「住まい」としての役割・機能に注目しがちです。

家にはもうひとつの側面があります。
それは「資産」という側面です。預貯金などと同じく、土地や家屋は大切な財産です。少なくとも欧米ではそう考える人が多くいます。しかし日本では、家を買ったり建てたりしたときに「財産を手にした」と考える人は少ないでしょう。なぜでしょうか?

住宅の購入には、普通数千万円という大金が必要です。そのため多くの場合は数十年にわたって返済し続ける住宅ローンという負債と交換でやっと手に入れられるものです。

しかし住宅ローンが完済される30年数年後には、住宅の建物としての価値はほぼゼロになっています。
「不動産」という言葉の意味からしても本来であればそれは私たちの立派な資産でなければなりません。

でも日本の家はわずか30年でその資産価値を失ってしまうのです。これでは家を「資産」と考えない人が多いのも当然です。むしろ「負担の大きい耐久消費財」と言ってもいいくらいです。

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2012 年 02 月 21 日 火曜日 16:11 投稿者:川瀬 太志

若年層失業率48.9%!なぜスペインには仕事がないのか?

 

こんにちは!川瀬です。

今回は、世界経済を揺るがしている「欧州債務危機」について。
中でも経済情勢の悪化が懸念されているスペインについてみてみたいと思います。

 

■若年層失業率48.9% 群を抜く失業率の高さのスペイン

欧州債務危機の行方を世界が固唾を飲んで見守っています。中でも、失業率が欧州連合(EU)で最悪水準なのがスペイン。スペインの全体の失業率は22.8%。25歳以下の若年層失業率はなんと48.9%!若者の2人に1人が失業中です。

スペイン同様、危険視されている他のEU各国の失業率は以下の通り。
・ギリシャ :全体 18.3% 若年失業率 45.1%
・アイルランド :全体 14.3% 若年失業率 30.2%
・ポルトガル :全体 12.9% 若年失業率 30.4%
・イタリア :全体  8.5% 若年失業率 29.2%

唯一の勝ち組と言われているドイツでは・・・
・ドイツ :全体 5.5% 若年失業率 9.8%
(ちなみに日本は :全体:4.5% 若年失業率 8.0%)

スペインの雇用環境の悪さは群を抜いていますよね。
なぜスペインはこれほど経済状態が悪いのでしょうか?

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2012 年 02 月 07 日 火曜日 14:23 投稿者:川瀬 太志

2012年度税制改正大綱発表

 

こんにちは!川瀬です。

皆様方にお役に立つコラムを掲載したいと思います。
営業の参考になる知識など色々なテーマで執筆したいと思いますので楽しみになさってください。

今回は昨年末に発表された2012年度税制改正大綱に関してです。
気になる住宅関連税制はどうなったでしょうか?

 

■今回の税制改正大綱は・・・「小粒減税の寄せ集め」

今回の税制改正大綱は翌日の新聞各紙を見ましても、「目玉がない」「小粒減税の寄せ集め」といった感じであまり評価は高くありません。

実は、増税路線が鮮明になった前回の2011年度税制改正の項目の多くは実現していません。増税に慎重な野党との調整が難航していたところに震災が起きました。もともと財政再建のためだった増税論議が、復興財源議論となり政府は完全に迷走、復興増税対策の詳細が決まったのがなんと11月。震災から8か月もかかりました。

今回の2012年度税制改正では2011年度の「積み残し項目」が実施されるのかなと思っていましたが、検討期間が短かったためか再び先送りされた項目がかなりありました。
所得税や酒税、たばこ税などは早々に先送りを決定、配偶者税額控除の廃止や相続税の基礎控除縮小なども来年度以降の検討ということになりました。
増税慎重論の強い野党に配慮しつつ、年明けから本格化するであろう「消費税増税論議」に絞り込んだのでしょうかね。

 

■住宅関連税制はどうなる?

私の仕事の領域である住宅関連に関するところは以下のようになりました。

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2012 年 02 月 01 日 水曜日 00:00 投稿者:川瀬 太志

今年も勝手に展望 どうなる2012年

 

~今国際情勢から目が離せない一年に~

毎年、年明けにはその一年の経済を(誰に頼まれたわけでもないですが)勝手に展望しています。
昨年の年初には、「2011年は本格的な景気回復の年になるのでは・・・」という明るい雰囲気が漂っていました。世界経済がリーマンショックから立ち直る過程にあって、日本の景気回復も確かなものになると期待されていましたね。
そんな淡い期待は3・11で吹き飛びました。
東日本大震災、原発事故、円高、欧州債務危機、タイの洪水など、まさに「想定外」な事態がずっと続き、経済的にもいいことがなかった一年でした。

さて、「今年(こそ)は良くなる!」という明るい展望を見出したいところです。
明るい材料としては震災復興需要があります。ようやく予算が動き始めることである程度は期待できるものの、それは建設業界など一部にとどまるでしょうし、一過性のものだと思います。客観的に見ると、今年の日本経済は昨年より厳しくなりそうだと考えざるを得ません。

 

■懸念材料その1:「欧州債務危機」

今世界は懸念材料に満ち溢れています。
日本もグローバル経済の一員である以上、確実に世界の影響を受けます。

まずひとつめは、昨年世界経済を揺るがしたユーロ圏の債務危機。
これはむしろこれからが本番でしょう。イタリアの国債が一斉償還期を迎える2月以降に早速正念場を迎えそうです。ギリシャやイタリアの国債が「いよいよヤバイ」ということになりますと、国債を多く保有する欧州の金融機関の信用度が問題になってくるでしょう。


すでに欧州金融機関の何行かは資本不足が懸念されています。「債務危機」→「金融システム不安」と来れば、次に来るのは「貸し渋り」ですね。そうなると欧州各国の企業は防衛に走るでしょうから、すぐに雇用不安が出てきます。失業が増加しつづけると欧州が本格的な不況になりかねません。
「債務国救済」、「金融機関の資本安定化」、「雇用対策」、「経済成長策」・・・。こういったキーワードが飛び交うことになると思いますが、そういった施策を利害が複雑に絡み合う欧州各国がどう調整し、乗り越えていくのか。とても半年やそこらで片の付く問題ではないと思います。ユーロ安は当分続くでしょうね。

 

■懸念材料その2:「新興国の景気減速」

先進国が足踏みを続けている中、いつも経済のけん引役として期待されるのは新興国です。
IMFによると今年のGDP成長率の予測は、中国9%、インド7.5%、ブラジル3.6%。軒並み高成長を期待されていますね。でも欧米先進国がヘタっているのに新興国だけがいい、なんてことはあるんでしょうか?

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2012 年 02 月 01 日 水曜日 00:00 投稿者:川瀬 太志

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