カワセくんの経済教室コラム

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景気回復はホンモノか?~消費者物価指数と日銀の金融政策のポイント~

 

こんにちは!川瀬です。


今回は景気判断にも、そして私たちの生活にも重要な数字である「消費者物価指数」についてです。

 

■2・14金融緩和発表で潮目が変わった

最近、少し景気が回復してきた感じがしますよね。

明らかに潮目が変わったのは2か月前の2月14日、日銀の「持続的な金融緩和方針」の発表の時からでした。「安定的な物価安定の目途をインフレ率1%として、1%到達が見通せるまでゼロ金利政策を解除しない。」(日銀 白川総裁)という発表に市場はすぐに反応しました。

翌15日から円安が進み、円高修正による業績回復への期待から、日経平均株価も上昇基調が続きました。2月当初からみると3月末までに日経平均株価は10%以上も上昇しました。「いよいよ日銀が円高の是正と株価の上昇を通じてデフレを脱却しようと本腰を入れ始めたな」と市場が感じた結果ですね。

 

■引き締めと緩和、日銀は好きなのはどっち?

景気が良くなって、物価が上がりすぎたら(インフレ)、金融政策は「引き締め」。
景気が悪くなって、物価が下がりすぎたら(デフレ)、金融政策は「緩和」。

金融政策を担う日銀がやることは、
「金融引き締め」、と言ったら政策金利を引き上げるとともに通貨供給量を減らす。
「金融緩和」、と言ったら政策金利を引き下げるとともに通貨供給量を増やす。

これが常識です。

今の日本の不況の原因のひとつは「デフレ(持続的な物価の下落現象)」ですね。
デフレというのは多分に金融的な現象なのでまずは金融政策で対処すべき、と言われています。

ですが、(もともと金利を上げておきたい傾向の強い)日銀はなかなかスキあれば金利を上げようとしたりして、腰を据えてデフレが解消するまで金融緩和を続けるといった姿勢を打ち出してきませんでした。

それが、日銀が「物価が1%上昇するまで頑張る!」と言っただけで円高と株価が是正されました。
金融政策のもつ力をまざまざと見せつけられた思いです。

 

■今の消費者物価指数はどうなっている?

では今、物価はどうなっているのでしょうか?

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2012 年 04 月 17 日 火曜日 15:11 投稿者:川瀬 太志

通年採用は是か非か?~大学秋入学で予測される就職環境の変化とは?~

 

こんにちは!川瀬です。


新年度になり街には初々しい新入社員があふれていますね。

今回は今話題の企業の通年採用についてです。

 

■大学の入学・卒業時期は秋に移行?

昨年、東京大学が秋入学移行構想を発表しました。その背景には、経済のグローバル化の進展に対応できる人材の育成が急務であることや国際的な大学間競争を乗り切らねばならないといった危機感があるようです。東京大学では「世界の7割が導入する秋入学への移行は不可欠」としています。

東京大学の秋入学移行構想を受け、私立大学を含めた他の大学でも秋入学移行の検討を始めています。
日本私立大学連盟が加盟123校に尋ねたアンケートでは約8割の大学が移行の是非を「検討中」なのだそうです。

「秋入学移行」の課題としては、高校卒業から大学入学までの半年間のギャップタームの経済的負担などが挙げられていますが、ギャップタームの間に学生に多様な体験を積ませるためのプログラムや奨学金を出すことなどの対策が検討されているようです。

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2012 年 04 月 03 日 火曜日 15:00 投稿者:川瀬 太志

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