カワセくんの経済教室コラム

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『アベノミクスを評価するために必要なこととは何か?』  ~置かれている環境が異なる4つの視点からみたアベノミクスとは?~

こんにちは!ハイアス&カンパニーの川瀬です。

さて、選挙ですね。今回は「アベノミクスをどう評価すればいいのか」について考えてみたいと思います。

 

■選挙の争点は「アベノミクスの評価」?

消費増税の延期とともに衆議院が解散し、12月14日に衆議院総選挙が行われることになりましたね。巷では「国民に何を問う選挙なのか?」という声があふれていますが、新聞やテレビなどの報道を見る限り一番多いのは「アベノミクスを評価する」というもののようですね。

アベノミクスはうまく行っているのか? このまま同じ路線で進んでいいのか?

そういった、いわば「アベノミクスの総点検」が早速始まっています。

街頭インタビューなどでは、「景気回復がまったく実感できない」とか「円安でむしろ大変になった」といった声が紹介されています。

「賛否両論」ですが、報道ではどちらかというとアベノミクスには批判的な論調が多いように感じますね。

 

さて、アベノミクスはうまく進んでいるのでしょうか?

僭越ながら、先に私の考えを申し上げます。

「アベノミクスの評価はその人の置かれている環境によって違います。」

 

「何を当たり前のことを…」と思われたと思いますが、世間の議論はその当たり前のことが前提とされていないように感じますのでそこを整理してみたいと思います。

 

■環境の軸 その1「グローバル経済vsローカル経済」

まず、「置かれている環境」を2つの軸で分けてみます。

ひとつ目の軸は「経済市場の違い」。もうひとつの軸が「世代の違い」です。

 

(※以下はあくまでもイメージであり、当然例外はあります。ここでは大きな分類をするために少々乱暴にカテゴライズしていることをお含みおきください。)

 

まず「経済市場」ですが、企業やそこで働く人たちが世界を相手にしている「グローバルな経済」に関わっているのか、それとも日本国内だけ、もっというと住んでいる近隣の市場だけを相手にしている「ローカルな経済」に関わっているのかでアベノミクスの評価は大きく分かれるはずです。

 

グローバルな市場で戦っているグローバル企業は、主に自動車や電機、素材産業などの製造業で、その多くは大企業です。市場は日本国内のみならず、成長著しいアジア諸国や景気が回復している北中米や南米になります。多くの企業は上場しているのでアベノミクスの株高の恩恵を受けて企業価値が高まっています。資金調達も低金利で出来ます。円安効果もあって過去最高の利益を上げている企業も多くいます。そういう企業に勤務している社員たちは賃金も上がっています。

グローバル経済で戦っている企業の多くは間違いなくアベノミクスの効果を実感しているはずです。

 

かたやローカルな市場で戦っているローカル企業は、主に地域の飲食店や小売店などのサービス業や町工場などの下請け製造業で、その多くは中小・零細企業です。市場は元気のない国内や人口が減少し続けている地方都市になります。多くは未上場の中小・零企業なので株高は特段関係ありません。円安のお蔭で輸入原材料やエネルギーコストなどが増えてしまい利益率が大きく低下しています。儲かっていませんので今のところ社員の賃金が上がることはありません。

ローカル経済で戦っている企業の多くはアベノミクスの効果はまったく感じていないはずです。

 

(まとめ)

  • グローバル企業:大手企業。製造業。外需。株高・円安効果あり。賃金・退職金上がっている。
  • ローカル企業:地域のサービス業・中小製造業。内需。株高関係なし。円安は原材料の高騰。賃金上げられず。
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2014 年 11 月 25 日 火曜日 19:21 投稿者:川瀬 太志

『マイホーム購入、消費増税よりもインパクトの大きいものとは?』  ~住宅価格に影響を与える三要素の動きをよく見ておきましょう~

こんにちは!ハイアス&カンパニーの川瀬です。

マイホームを買おう、建てようと思っていらっしゃる方は消費税の行方が気になりますよね。

でも実は消費税よりももっと注意した方がいいことがあります。

 

■「消費税、やっぱり上がるんでしょうか?」

私、住宅相談会をよくやっています。これからマイホームを買おうとか建てようとか考えていらっしゃるお客様からの質問で今一番旬なのはやはり「消費税」ですね。

「消費税ってやっぱり上がるんでしょうか?」

…と聞かれましても、それはさすがにわかりません。

 

予定では来年10月に今の8%から10%へ上がることになっています。ただ、景気の回復状況が思わしくないのもあって、最近はどうも上げないような雰囲気が強くなっているように感じますが…、さて、どうなるのでしょうね。

 

ご存じの通り、住宅において消費税は土地にはかからず建物部分にかかってきます。

例えば、3,000万円の建売住宅を購入した場合で、土地部分が1,000万円、建物部分が2,000万円としますと、建物部分の2,000万円に対して8%、160万円の消費税がかかります。

消費税が今の8%→10%に上がりますと、160万円→200万円と40万円ほど消費税が増えるわけですね。

 

40万円の支払い増は決して馬鹿にはできない金額です。気になるのも当然ですね。

消費税がどうなるかは、もう間もなく12月の中旬くらいにははっきりすると思います。

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2014 年 11 月 11 日 火曜日 17:06 投稿者:川瀬 太志

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