カワセくんの経済教室コラム

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『高齢者に偏重する国会予算、若い世代の声は国政に届かない?』  ~日本の人口構成が作り出す「シルバー民主主義」とは?~

今回は若い世代向けの国の政策について考えたいと思います。

 

■なかなか進まない少子化対策

 

今、国会は安保法案などで揺れていますが、個人的に政府に真面目に取り組んでもらいたいのは少子化対策ですね。これからの日本を考える上でものすごく大事だと思います。

 

少子化の問題点は、若い世代が高齢者を支える仕組みになっている日本の社会保障制度が維持できないことや、そもそも経済的なポテンシャルが低下するので国力が落ちることなどが挙げられますね。

 

今のままでは今の子供たちが社会人になったときにとても苦労することになります。税金も社会保険料も今以上に上がらざるを得ないでしょう。若い世代が減って国力が落ちると経済を良くすること自体が大変だから、なかなか給料を上げることも出来ず、生活水準が上がりません。働いても働いても生活が良くならない…。高齢者たちが全部持って行ってしまいます。

 

そんな社会は希望がないですよね。

だから今から歳出を抑えたりして財政再建をしないといけないし、少子化対策もしないといけない。でもこれがなかなか進まないんですよね。

 

■国の予算は高齢者に偏重

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2015 年 07 月 21 日 火曜日 18:12 投稿者:川瀬 太志

『骨太の方針決定 財政再建はどのように進められるのか?』  ~「世代間・世代内負担の公平性」の意味するものとは?~

今回は国家予算についてです。

やはり、国民負担は…増えるでしょうね。

 

■骨太の方針から見えてきたものとは?

 

来年度以降の国家予算の方向性が見えてきた感じがします。

 

 

<骨太の方針決定 財政再建、成長重視 歳出抑制「目安」どまり、18年度赤字幅GDPの1%に>

 (2015年7月1日付 日本経済新聞)

 

『政府は30日の臨時閣議で経済財政運営の基本方針(骨太の方針)と成長戦略、規制改革実施計画をそれぞれ決定した。骨太の方針に盛り込んだ財政健全化計画は2020年度の財政の黒字化目標を堅持したが、歳出額の上限を設定せず、緩やかな「目安」にとどめた。経済の好循環による税収増で財政を立て直す成長重視の姿勢を鮮明にした。』

 

「骨太の方針」とは、政府が毎年発表する経済財政に関する基本方針の通称ですね。今はこの「骨太の方針」が予算の骨格を主導しています。

 

記事はいろいろと書いていますが、要するに…

  • 財政再建の目標は2020年度に「基礎的財政収支」の黒字化(←15年度は約16.4兆円の赤字)。
  • その前段として2018年度には赤字幅をGDPの1%以下にする(←GDPが約500兆円ですから、基礎的財政収支の赤字額を約5兆円程度に抑えるということですね)。
  • その方法としては、経済成長による税収増を重視。
  • 歳出削減については「目安」はありますが、ちょっと曖昧です。

…という感じです。

 

「基礎的財政収支」は「プライマリーバランス」とも呼ばれていますが、国債費(利払い分と償還分)を除いた「歳出」と、国債発行収入を除いた税収など「歳入」の収支バランスのことですね。

2015年度はこのプライマリーバランスの赤字が16.4兆円でした。これを2018年度までに赤字約5兆円にして、2020年度には黒字にするというのが目標です。

 

5年間でどうやって16.4兆円の収支を改善するか?

骨太の方針では、「実質2%の経済成長で税収を7兆円増やし、歳出カットや成長戦略の効果で9.4兆円を捻出する」としています。

 

さて、はたしてこれ、出来るんでしょうか?

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2015 年 07 月 07 日 火曜日 17:15 投稿者:川瀬 太志

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